インドア嫁子のアウトドア

素人が週末DIYで開拓からログハウスを建てて移住するまでの、とても長い記録。

ログ組み1段目(セルフビルド)

土台が仕上がったので、いよいよログ組みの1段目です。 1段目はコーチスクリューボルトを使って土台に固定していきます。

最初に図面の見方に戸惑いますがすぐに慣れます。 ログ材の梱包は使う順番になっているわけではないので、探すのに手間取りますが一応先に使うものが上の方になっています。 大人数で一気に組み上げる場合はログを先に探して使う壁近くに配置しておいたほうが良さそうですが、二人でちまちまやる分には探しながら上から使う方が簡単でした。

短いログが内側に入っていると見つけにくいのですが、それも図面でログの長さやノッチの形を確認してから探すと案外見つけやすかったです。

一番最初の縦列は「半割ログ」でスタート。横列は普通のログでノッチと呼ばれる切込みで縦列・横列を組み合わせていよいよ本格的なログ組み感が出てきます(笑)

目次

 

ログ組み1段目

まず半割ログを仮置きして、コーチスクリューボルトで止める位置に印をつけていきます。 アンカーと干渉しない位置を確認しながらなのでピッチが多少狭くなったりします。これも指定されていたピッタリの数しか用意してなかったのですが、結局足りなくて急いで買いに行きました。 

下穴を開けてからですが、下穴を開けるときに木くずがすごかったです。 この場所は風が強くてそのままだと木くずがすぐに飛んでしまい、ご近所に迷惑がかかるなぁと思ったので、掃除機で吸い込みながらの作業になりました。

ログハウスセルフビルドのブログも沢山みましたが、皆さん1段目の正確さが大事だと書かれていたので、私達もかなり気を使って何度も図り直して位置出しに気を使いました。

ノッチの防水処理

次に横のログを設置する前に、ログとログが重なる「ノッチ」と呼ばれるところに防水処理をしていきます。 黒いログシール材を貼ってから「ポリコーク」をかなりたっぷりめに入れていきます。 これをすることによって、横からの雨にも耐えられるようになるそうです。

ログ組みは水平に叩き込む

ログは水平を保ち、ノッチが2か所あるものは左右で同じように叩き込んで行かないときれいに入っていきません。二人でやるときはいいけど一人で長いログを組む時は左右を何往復もすることになります。

 

組み上げ中ログの養生について

側面に当たった雨は乾くので大丈夫らしいです。ただ、ダボ穴の中に雨が入ってしまうと中に溜まってしまって乾かないので、ダボ穴の中には雨が入らないようにとの事でしたので、幅広の養生テープで養生しました。 側面の雨は大丈夫とは言っても、屋根が掛かるのが遅ければ多少カビが出ると思います。 カビは嫌ですがセルフビルドするならある程度は仕方ないと割り切ってないと無理だと思いました。

養生テープはサネからサネまで掛かれば良いので、ログ材の幅によって変わります。私達のログ材の厚さが90mmなので、養生テープは75mmを買いました。

ちなみにログ材が厚いほど値段も高くなり寒さなどにも強くなりますが、雪が降らない地域なので90mmにしました。

 

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実際の作業を動画で見る


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基礎パッキンと土台敷き

初めての土台敷き。

まず外周の土台加工をしてから、全体に基礎パッキン設置、そして外周土台設置。その状態で内部土台を測りだし加工して設置しました。

土台の加工は一番簡単な腰かけ継手と呼ばれるものでしたが、素人でいきなり精度を出すのが難しかったです。また、土台のつなぎ目がアンカーや人通口などとかぶらないようにするのも大変でした。 基礎とアンカー位置の図面に土台寸法や位置の図面があればもうちょっと楽だったかなぁ。

基礎パッキンも多少アンカーが干渉したりありましたが無事終了。 必要数を確認してパッキンを用意したのですが、何故か数十センチ足りなかったのでメーカーさんに聞いてみたらノッチが入る部分は必要だけど人通口横は特に問題ないとのことで、人通口の横10cmずつぐらい1か所入っていません。 1枚ぐらい余分に買っておけば良かったです。

2日間かかった土台と基礎パッキンですが、セルフビルドの指示書では1ページでさらっと終わっていました(笑) 文字にして200文字ぐらいかな・・・

ちょっと気が遠くなりそうですね!

仮床などは作らずに先にログを組み立てていきます。 本当はあった方が高さが出るのでログ組みしやすいのですが、全面養生も出来ず、また素人なので屋根まで時間が掛かるのが確定しているので屋根が掛かってからゆっくり作りたいと思います。

配管もスリーブは入ってあるのでまた後日の予定です。 

スライド丸鋸購入しました。

もっと○○な道具を買った方がいいとコメントで沢山ご指摘いただくのですが、基本的にはDIYなのであるもので工夫していきたいと思います。

欲しいけど、全て買っていたらお金が足りない💦

レンタルすればいいのに。というコメントも沢山いただくのですが、田舎なので近くにお店が無くてレンタルを考えると往復数時間かかります。毎日作業してないので作業日だけレンタルしに行くというのが現実的に難しく基本レンタルもありません💦 

それとログハウスを建てるのに最低限必要な道具はメーカーさんからの説明書にあったのですでに購入しており、その一つが今回使用しているスライド丸鋸です。今回土台加工で使用しましたが、想定外の使い方だと思います(笑)

スライド丸鋸は屋根とか室内で使うのかなぁ。 

 

 

マシンカットのログキットが搬入されました。

土地購入から約2年半の月日が過ぎました。伐採・伐根・プレキャストL型擁壁・整地・井戸掘り・住宅基礎。 一通りなんとかこなして、やっとログハウスに着手です!

セルフビルドのブログランキングに登録して2年以上経ちましたが、やっとセルフビルドがスタートします。

 

マシンカットのログキットが搬入されました。10tトラック2台で着ました!

目次

セルフビルドのログキットって何?

ログハウスキットは、ログハウス建築に必要なカットされたログ材や金具その他が全て一式セットになって販売されているものです。 カットされたログ材には番号が付いていて、手順書を見ながら組み立てていくと初心者にも組み立てられるようになっています。 とはいっても、かなり大変なのは覚悟の上ですね・・・。

ログを組み立てる他に、自分で下水道・電気・ガスなどの手配や業者とのやり取り。全てを取りまとめる必要もあります。

 

ログメーカーによってセット内容にも差があるので、一式に入ってるものと入ってない物は必ずチェックしましょう。間取り変更などは自由にできるものが多かったです。

ログキットだけ販売している所をどうやって見つけたの?

「日本ログハウス協会」で検索して、会員一覧の中からHPを見てログキットの販売をしているか確認していきました。

HPを見ても今は円安で価格が上昇してしまい、昔見てた頃よりかなり値上がりしています。 価格の変動があるため価格表示していない物も多く、値段の比較は資料を取り寄せてから検討しないと難しかったです。

契約はどんな感じ?

間取りの相談や図面のやり取りなど、全てネットと電話で進みました。

今までで一番高いオンラインショッピング(笑) 契約は書面でやり取りしたものの、現地の下見にログメーカーの人が来てくれるまで対面なしです。

搬入の前には事前に現地の下見に来てくれました。 道幅や敷地内のチェック、クレーンが入れるのかなど。 私達の土地は電線が邪魔でクレーン搬入が出来そうになかったので、フォークリフト搬入になりました。 敷地内は土なので普通のフォークリフトだと沈んでしまうので、ごつい四駆のフォーリフトでの搬入になりました。

 

搬入の様子は動画で


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